ペンギン村→ラファウ・ブレハッチコンサート行き

クラシック元年につき、初めてコンサートへ行って来ました。なんてったってチケット3000円。今時3000円で見れるコンサートなんてありません。それに、テレビで見て興味があったのでつい(笑)


141の地下のジョアンでお茶して心の準備。多分長いと思ってPET紅茶を買ってから行きました(暑かったので休憩中に活躍)


15分前に入ると、すでにほぼ満席。年齢層が高くて安心。でも小さなお嬢さんも一人でいた。多分母親がピアノ習わせているんだろう。


入り口では彼の故郷ポーランドの観光案内が(人前で言うと頭おかしいと思われるからリアルでは言ってないけど、行ったこと無い筈のイギリスもドイツや東欧もフランスも、既に知ってるような感覚がある)。隣の女性が「ポーランドも行ってみたいよねー」と話している。


彼が出てきてもすごい静寂。ロックしか見たことないので新鮮。そしてすごい大きな音。あの広い会場に一台ですよ。でも繊細。すごいなぁ。と、ピアノもクラシックもさっぱりなわたしの感想。ものすごく丁寧できちんとした人だというのがすごく伝わった。一曲が終わると立ち上がってお辞儀してくれる。ロックじゃありえねー。ジェフの仙台公演なんて最後までNO MCだったぜ。隣の人が「彼の声はどっかに行った」みたいな事を言ってたような気がするけど(風邪?)、でもヨドバシカメラで女と買い物する気力があったら喋って欲しかったのが正直なところ。ジャイアン声でも好きなの。


・・・と、話題がずれました。


休憩に入る時にもすごい拍手。わたしも上手!って思ったので大きな拍手。ロビーでは「すごいね〜」「滑らかだね〜」などと専門的な用語と一緒に聞こえてきた。もしかして、わたし以外のこの開場の客ってみんなピアノ弾けるのか!?って焦った(笑)


休憩後は3つのマズルカソナタとな(よく分かってない)。


演目が終わってもすごい拍手。彼は何回も何回もお辞儀をしにステージへ戻ってきてくれて、あんまり拍手が止まないので二回も弾いてくれた。なんか知ってる曲だったけどパンフにはない演目なので分からないのが悔しい。アンコールの二曲目はCMでかかっていて絶対聞きたかった曲だった。強い。感動。


「太田胃酸」も「ジェーン.B」も(我が家での呼び名)、聞きたかった曲は全部やってくれたし、演奏は綺麗だし強いし礼儀正しくて真面目で丁寧で、すごく応援したくなる若者で、大満足。これで3000円なんて、なんて素敵。


相方に電話してからロビーに戻ったらすごい行列が。どうやらサイン会らしい。にしても何人いるんだ?200?300?


無料サイン会でも笑顔を絶やさず、お母様の見守る中で丁寧にファンに答える姿は「今時こんな好青年っているんだ〜」と、いうものだった(←俗っぽい)。韓国俳優に夢中のご婦人の方は、そんな意味で彼を見たら虜になると思う。すごい育ちが良いのが伝わってくる。名家とか金持ってるって意味じゃなくて、立派なご両親にきちんと育てられた家庭の方だなと。


にしても、小さくて細い細い体と細い細い、でも長い長い指からあの音が出てるなんて不思議。撮影OKだったので相方へのお土産に撮影。相方は仕事終わってソッコー迎えに来てくれたので、サインを待たずに車へ。お仕事お疲れ様でした。中野のラーメンショップ(ブックスなにわの隣)にてねぎみそラーメン大盛り食べて帰りました。わたしは味噌。美味しかった。


いや〜、行って良かったよ。次は未定だけど、良いものジャンルに拘らず聞いていきたいですね、と、帰りの車でレインボー聞きながら思った。でも、クラシックなんて何から聞いていいか分からないので、まあ少しづつね。
ラファウ・ブレハッチII
11月末までの楽天ポイントがあったので注文しちった。てへ。