福島で花見→米沢でだんご

お花見に行ってきました。

朝から一仕事片付けてきたお疲れ友人Cを迎えに行って高速で福島へ。1時間程で福島市へ到着です。ネットで見た「花見山」というスポットが市街地から近くて行きやすいと思い、今日の目的地に決定。

が、インターを降りると「花見山シャトルバス乗り場」の案内板が。ええ、お花見にシャトルバス?なんか大変そう・・・。
河川敷の駐車場付近はすごい渋滞。なんとか空いたスペースに車を停め、ふと川を見ると・・・白鳥の群れ!

すごい数〜。色んな鴨もいてすごい可愛い。


しばらく堪能してシャトルバスに乗る。300円で行けるらしい。一般道を5分ちょっと走って駐車場に到着。全国色々な土地の名前の大型バスがずらーーっと並んでいる。こ、これはただ事ではない!
入り口広場には地元の味が堪能できる物産市。こーゆーの大好き。きゅうりの漬物があったのでいただく。一本漬け美味しかった〜。一本100円也。


その後は延々歩いて花見山入り口まで。パンフを見た時は「こんなに歩くのか〜」って思ったけど、実はこの道がいいものだったのです。民家と田んぼの中の道を歩くのですが、それぞれ農家のおうちのようでお花や農産物などを庭に置いて売っています。ああ、ローカル万歳。でもきゅうりがあったので帰りまでおあずけ。

綺麗なお庭の向こうに見える花見山。日本っていいなぁ。そう思える風景です。


花見山とは、個人の所有するお庭を一般開放しているそうです。山の斜面を日本庭園にしていて、ちょっとした場所に桜や桃、そのほかすんごい数の木や花々がびっしり。これはすごい。それも徹底的に管理されて人口的に作られた公園的な感じは一切なく、あくまで自然を基調とした造り。実に日本的な美意識だと思います。友人Cはお花の心得があるので花音痴のわたしが聞くと色々答えてくれます。あー、安心。君がいてくれてよかったよ。相方は好きな場所で写真を撮りまくっています。

庭を全部歩くと2時間程のようだしものすごい数の人で道がびっしりと埋まっているので、わたし達は入り口付近と外側をちょっと歩いた。それでもすごい堪能。今度は紅葉の時期にちゃんとした装備で来たいな。


次は米沢へ。軽い花見のつもりがものすごい色々あったので時間が押し押し。13号線をひたすら走って米沢駅に。駅前のお店で駅弁「牛肉どまんなか」を買うのです。


こないだは全国駅弁ランキングで2位になっていたどまんなか。前回は帰ってから買うつもりが相方に全部食べられてしまったので未だその味を知らないのです。すぐに出ていてまだ温かかった。これはいい予感。友人の薦めで上杉謙信をお奉りしている公園で食べる事にしました。大きな駐車場の横には立派な売店。地元の商品がすごい数ある。レストランやカフェもある。おお、これは良い予感。

売店米沢牛メンチカツ・米沢肉パンなどを買ってテーブルでお昼ご飯。

外はカリカリ。温かいです。一口目はパンだけだったけどそれでも美味しい(笑)。しつこくなくて美味い。


どまんなか。

美味い。しつこくない。実に美味い。多いかな?って思ったけどぜんぜん。全部たべちゃった。駅弁ってあまり美味い!って思った事ないけどすごく美味い。これはイイ。最後まで美味しくいただきました。ご馳走様でした。


この時点で5時。次の目的地は山形市です。名店山田家さんで名物「ふうき豆」を買うのです。今まで2回買いに行きましたがどちらも臨時休業で道が閉ざされていて、実は数年越し。子供の頃から大好きな味なのですが、実はそのハードルは高く険しいものだったのです。
前日に電話をして7時までお店が開いている事は確認したのですが、今はまだ米沢。商品がないと困ると思い念の為に電話をしたら・・・売り切れ。5時にもう売り切れ!また食べられない!
「うう・・・ふうき豆・・・ふうき豆」
山田家のじゃないけど物産館で買った。早く起きて朝一番に行くよ・・・もうそれしかないよ・・・。


その後は高速に乗る為に山形入り。お腹もそんなに空いてないし北上でフードコートにいけなかったので「フードコート!」って事になってジャスコ系のお店へ。
が、ここでも。
「フードコートは改装中です。」
「またお前が閉めたんだろ!」
崩れ落ちるわたしの背中にヤツの笑い声が・・・なんだオレの魔力。いいから早く食わせろと。もう疲れたのでスーパーで半額惣菜を買って食べました。金華さば最高。ああ、もう三陸に戻りたい・・・。


帰宅は深夜でした。崩れ落ちるように寝た。太っただろうけど美味しかった。