映画「銀のエンゼル」舞台挨拶

3月26日(日曜)
銀のエンゼル」の宮城封切りです。
MOVIX利府とMOVIX仙台で監督の鈴井貴之氏の舞台挨拶があるという事で、行ってきました。

とは言ってもこの舞台挨拶、チケットを入手するのが大変でした。
まずは観たい回を26日の一回目か二回目かと選んで往復葉書で応募し、当選したら座席を買う権利が与えられるのです。当たり葉書が来たら窓口まで引き換えに行き、チケットを買う。身分証明もしなくてはいけません。
これは前回「並んだ人間は一人10枚までチケットを買える」なんてゆー滅茶苦茶なやり方を採用した結果、寒い中何時間も並んでも買えない人間が大量に出現しつつ、舞台挨拶の回のチケットが大量にオークションに出まくるという事で大抗議が行ったという過去があるからです。
宮城はどうでしょう馬鹿が山ほどいるのにね。

わたしは利府の二回目と仙台の一回目に行きました。
記憶がごっちゃになっているので分けずに書きます。

今回は全員チケットを持っていたので混乱もなく入場し、席に座って上映を待ちます。
席はびっしりです。こんなの初めて。
時間になると司会の人が出てきて、鈴井さんと佐藤めぐみさんが通路から登場。
鈴井さんは全身黒づくめでハンチングとサングラスまでしています。後ろからだとスクリーンと一体になって何も見えないぜ。
まずは司会の人が口火を切ったのはいいのですが、ミスターのマイクの調子が悪く、司会の人がゴタゴタしている間に鈴井さんがマイクなしで話し出して一同笑い。
さて、挨拶をして映画の話でも・・・となればいいのですが、わたし達は映画を観る前に舞台挨拶を聞いているのでネタバレ防止の為に何も言えません。
「今日は北海道でコンサドーレベガルタが試合をしている。コンサはホーム戦だけど、自分はベガルタの本拠地に乗り込んでアウェイ戦の気分だ」と、鈴井さん。
あとは映画の話などをして、続いて佐藤さんの二回目の映画出演という話になりました。
そんなこんなで時間がきておしまい、という印象。
盛り上がりはあまり無かったかな。最後にお見送りの拍手も姿が消える前になくなってしまい、なんだか拍子抜けです。
とはいえ「東北学院で大泉を見て、今日ミスターを見て、もういつ死んでもいい!」なんて声も聞こえてきまして、熱い人は熱いんですね〜。そーいや東北学院大では「結婚して〜、洋ちゃーん!」って叫んでた北海道から来たらしい女性グループもいたし(そのうち一人は大泉と舞台で話をしてプロポーズしてましたが名前が藤村さんだったので思いっきり拒否されていて笑った)。
これが初鈴井さんでした。

続いて仙台へ移動。
4時からの舞台挨拶に間に合うように映画を観ずに途中で出てきました。始まってからでも多少時間はあったんだけど、すごく邪魔だろうなぁと思って。たまたま友達から貰ったものなので、うまくチケット取れなくて残念です。
前を横切ったりして迷惑をかけた皆様、すみませんでした。

仙台でも満員。すごい熱気です。
マイクの調子が悪いのか多少遅れて始まった舞台挨拶は、利府とは違って司会の人がキャラを主張するタイプのようで色々鈴井さんに突っ込みを入れてました。
佐藤めぐみさんは仙台に親戚がいるので毎年来ていたそうで、司会の人の
「仙台の名物は?」「今日の服の色に似た食べ物で鈴井さんも大好きなものです」。
緑の服を着た佐藤さんは探り探り
「・・・ず・・・ん・・・だ?」
ここまで我慢していたミスターですが、限界が来たようです。
「だからずんだは嫌いなんだってー!」
待ってました、その言葉。会場はヒートアップです。
他にはコンサに負けましたとのミスターの言葉に会場から「イエーイ!」と言われて帰っちゃったり(戻ったけど)、佐藤さんに「第一印象は感じが悪かった」と言われたり、同じく佐藤さんが「犬の映画」の話をしたら「娘にね〜、一緒に行こうって言ったらいやだって言われてね〜」などと怖いのに駄目人間の鈴井的側面が見えて面白かったです。

佐藤さんを選んだ理由は「芝居がナチュラルだから」だそうです。
15、6でも指導者に恵まれないと妙な色気でオーディションに来る子がいるのが嫌いだ、と鈴井さん。あと、田舎の話には普通和風な子を選ぶと思ったのであえて逆をいってみた、とも言ってました。
現場はとても楽しかったようで、小日向さんは空き時間はずーっと雪と戯れていたり(一緒に遊ぼうよ!って周りを誘うんだって)、映画まんまのキャラだったそうです。

そう言えばずんだ味のアポロがあるそうですね。観光地行かないから知らなかった。鈴井さんでも食べられる味だそうなので、どなたか試してみて下さい(だって餅じゃないもん、と、ミスター)。

まだあったような気がするけど思い出せないので今日はここまで。