COMPOSER〜響き続ける旋律の調べ

ずいぶん前になっちゃうけど、6月17日。仙台青年文化センターで夜の部を見ました。ぎりぎり二桁になったくらいの観劇経験ですが、自分の為のメモなので正直な感想を書こうと思います。
芝居を見る前には内容を一切見ないようにしていたので、新鮮に楽しみました。
まだ見ていない方はわかってしまうかもしれないのでご注意を。


チケットはファンクラブに入ったお友達が取ってくれました。ありがとう。本当にありがとう。会場はすっごく狭くて二階最後尾でも近かった。ラッキー

5人だけで複数の役を演じるというお芝居は初めて見ました。
音尾さんがお母さんの役をずっと演じるのはちょっと厳しかったので出来れば客演を呼んでもらいたかったけど、仲間以外になるし大人の事情もあるので難しいのかな。同時に声色を変えて喋る時はちょっとキツかった。最初はお笑いだけの役だと思ってたので違和感無かったのですが、あんなにシリアスになるとは。あと、ずっとからし色ズボンから見えるパンツのラインが気になった。ズボンがパッツンパッツンだったんだもん・・・。

大泉ベートーベンは中々良かったです。顔も見えずスタイルもいいのでうっかり格好よく見えてしまい、カーテンコールで喋った時「なんだ、やっぱ大泉じゃん」ってがっかりした(笑)
シゲは特になし。
森崎さんはいつもの大きな引き出しだったけど、すごく良かったかも。唯一客観的に物事を見れる立場でしたし。
安田さんは大体後ろの方で怪しい光を浴びてる役だったから声が聞こえ辛かったのが難点かな。あの役はヤスケンありきの当たり役かも。これからも同じならキツいけど。まだ公演残っているので、まだしばらく死人の役を生き生きと演じてもらいたい。

シリアスとお笑いが行き交うので気持ちの切り替えが必要だったけど、それでも重いテーマの中で笑えるとこがしっかりあって良かった。冒頭の和式葬儀とナポレオンごっこ、聞こえなくなったベートーベンとのジェスチャー会話の辺りが一番好きだったかも。シリアスなら歓喜の歌以降は、ずっと良かったと思います。最後の場面でカールはどんな風に回復していたのかは疑問だけど、終わり方として良かったと思います。
気になったのはシリアスなシーンで時々説明が長かった事。あと、ベートーベンの歓喜の歌指揮のシーン、無音に台詞だけの指揮が長く感じました。



ナックスの舞台では既に恒例となっているスタオベ。
今回は終わっていきなり最前列辺りの人が一人+一人立っていたのが気になりました。いきなりそれはないかと・・・。
二回目のカーテンコールでは一階見えた部分はほとんどスタオベ。メンバー紹介の時に「onちゃん!」と叫んだ馬鹿者がいましたが、律儀な安田さんはonちゃんのフリをしてくれました。印象では「ナックスが見れて嬉しい。二回もカーテンコールに出てきてくれて嬉しい!」と、立ち上がったように見えたし、彼らにはもっと頑張って欲しいと思ったので、ひたすら拍手のみに徹しました。メンバーの誰かが「座って」というような仕草をしていたと思ったし。

3回くらいの観劇経験者な相方は「舞台って面白いね。ナックス、テレビよりいいわ」
と言ってました。わたしは「ハナタレ」は面白いけど、それ以外だったら舞台がいいかなぁ。救命の大泉は見てられなかったしHTBのドラマもお世辞にも上手とはいえないし、舞台とバラエティ+地元仕事で頑張ってもらいたい。でも、音尾だけは「望郷」も良かったしこれからは金曜時代劇だし、もっとテレビでも彼の芝居を見て見たいです。彼は社長の映画では代役で出演だったり(と、ラジオで言っていたらしい)ナックスで唯一出れなかったり、今ひとつ事務所内での地位が悪そうなのですが、彼ならたとえ地味でも全国でもコツコツ頑張れるのではないかと思います。社長の映画を二本見たけど面白くなかったし、どうでしょう以外での社長はあまり好きではないので、鈴井映画はもういいから、外部の仕事で頑張って欲しいです。ホント頑張って欲しいです。


クローズドサーキットではどうなってるのかな。
これも同じお友達がチケットを取ってくれました。感謝です。小橋さんってドラバラでしか見たことないので、それも楽しみです。