エヴァンゲリオンについて考えた

久々の日記だった。25日からって事はほぼ一ヶ月ぶり?

古いスタジオボイスを見つけた。97年のものらしい。エヴァについて色々分からない事があったので読んでみた。


昔、噂になっている当時だったと思うけど、チャンネルを回したらやっていたので一回だけ見た。そしたらプールにカワイコちゃんがやってきてドキマギして最後は温泉でドギマギして、という内容で「なんだこりゃ」と、興味が無くなってしまった。が、その後もすごい人気。映画もすごい人気。「なんで?」と思っていた。


時代が流れて去年、エヴァが好きだというお友達に思い切って聞いてみた。
エヴァって何が面白いの?」


彼女は真面目な性格なので事細かに説明してくれた。が、実際の感想は「なんだそりゃ」だった。


謎はどうなったのかと聞くと「解決されてない」。ラストはどうなったのかと聞くと「夢オチ」。オマケに残酷な描写もありのキャラは破綻的な性格の、だ。


寂しくても辛くても、それでも生きてゆかなきゃならないのが人生なんだよ。冷たいようだけどこの主人公は他人に期待しすぎ。アニメの話は中学生だからしょうがないけど、大人になってもこんな事本気で思ってたら誰とも上手くやってけないんじゃないかなぁ。純粋なのは良い事だけど「ボクはこんなの純粋なのに!」って大声で真横で叫ぶの、それは暴力。他人に100パーセント自分を理解してもらおうなんて無理、家族でも無理。だって人間だから。他人に「自分を理解しろ」と押し付けているような人間こそ、自分は他人を理解出来ているのかと考えてみる必要があるのでは?


お互い腹6分でいいじゃん。理想論でも良いところや合う処を探してそれを喜びとして生きてゆかなきゃいけないんじゃないの?みたいな事を言ったら「主人公に似た一面を持つ人間が共感してるんだろ思う」と言われた。なるほど(こんな気持ちは自分だけじゃない!と思ったという事なんか?)


世の中に対して「こんなに流行っているのに理解できない自分がおかしいのか」と思うブームだらけだけど、探してみると結構自分と同じ事を思っている人間もいる。エヴァについてもスタジオボイスでそんな事を思った。なんかすっきり。