憧れのアイドル

昨日、本田美奈子さんが亡くなったと知った。38歳。

初めて聞いたのは「Temptation〜誘惑〜」で、一気にハマってしまって、ブロマイドを買ってテレビでやってた武道館コンサートや歌番組を小まめにチェックしたりして。アルバムの「バスルーム・エンジェル」をバスタブで歌っているのがすごい可愛かったし、当時「アプリチフ」という歌の意味が分からなくて辞書で引いてみたりしました(意味は食前酒)。
はっきりしたところと歌が好きだったなぁ。憧れのお姉さんでした。

でもゲイリー・ムーアとか言い出してバンド組んだりした辺りから「こりゃどうなるのか」なんて思ってそのままフェードアウトしてしまったのでその後の活動を知らず、ある日新聞の大きな広告で「ミス・サイゴン」の主役をすると知った時は驚きました。だって、アイドル歌手がミュージカルですから。
わたしは舞台もミュージカルもぜんぜん分からないけど、それでも劇団四季ってレッスンとかすごい厳しいって位は知っていたし、周りからはアイドル歌手出身だって目で見られただろうし、そんな中で頑張ってるなぁ、と。

年が近い人が亡くなると凹みますよね。
あんなに細くて舞台の為に健康にも気を使って頑張っている人が亡くなるんだもんなぁ・・・。ふぅ。

わたしは病気ではないけど体重が重いので、多分何かあると思う。でも、彼女のことを考えると「たとえ太っていても命に関わる病気でないならそれで生きていけるじゃん」です。最近は健康オタクとして健康食品の店で仕入れたらしい長い講釈をぶちかます父なんかに言ってやろうっと。さんまちゃんじゃないけど「生きてるだけで丸儲け(略して「いまる」)」だわさ。

美奈子ちゃんみたいにすごい事は出来ないけどさ、彼女を見習いつつ、わたしはわたしの出来る範囲で悔いのないよう頑張ろう。そして生きているという意味を考えてみようと思います。
でもやっぱり悲しい。
でも、残されたご家族の辛さは大変なものだと思います。

本田美奈子さんのご冥福をお祈りします。